店舗発注型、本部発注型、どっちがいいの?その⑤
前回は、実際に店舗発注と本部発注のハイブリッド型で
採用活動を行った本部支援策の事例をご紹介させて頂きました。
☆前回の記事はこちら!
今回は、本部発注型に一気に移行していく企業様の
事例をご紹介します。
■キーワードは、「一括化」。
大手国内チェーン企業様のお話をお伺いする中で、
ここ半年で採用活動の「一括化」がめちゃくちゃトレンドになっていることが分かりました。
それは何故か。
一言でいうと採用コスト削減の為です。
採用コストは単純に「求人費用」はもちろんのこと、
人事部の「マンパワー」、及び現場の「マンパワー」の
圧縮を目的としています。
よくお伺いする課題
・PDCAを回さずむやみに、無駄な求人費用をかけるのを辞めたい
・複数ある求人媒体社に発注依頼を何度もする工数を無くしたい
・膨大な求人スコアデータ管理、求人請求データ管理、求人広告データ管理、(+入社手続き・労務管理・・・・)の工数を増やしたくない
・複数ある採用HP・応募受付システムの管理をひとまとめにしたい
これらの課題を何とかするべく、
バラバラと行っている採用活動を「一括化」する動きが、
非常に増えてきています。
でも、ほんとにそれってやる意味あるの?
実態を見てみましょう。
■どれだけの仕事があるのか?
現場の店長って、採用関連のお仕事、
どれくらいあるんでしょうか?
箇条書きで洗い出してみました。
「一人を採用したい!」と思っても、
これだけの仕事があるんですよね…。
この仕事プラス、
店舗運営(業績管理/労務管理/シフト管理/顧客対応/その他発注業務etc)がある。
全部大事だし、全部店舗運営にかかわる業務だし。
全部やり切らなきゃと思うと、店長の業務時間が肥大化し、
結果、残業代も重なっていってしまいます。
■採用工数ってどれだけかかってるの?
では、採用活動をするために業者発注対応をする
現場店長さんたちの採用業務って
どれくらいかかってるのでしょうか?
とある国内チェーン企業様のお話を聞いていると、
約200軒ある店舗全体で、月間約500時間の工数が
かかっていることがわかりました。
この時間をもっと別のこと…
例えば、「社員の育成」「店舗運営方針の思考」
「売上管理」「お客様対応の時間」などにあてることができたら、
もっとよいのではないでしょうか?
この店長様たちの「採用業務」を本部が担うようにする、
×バラバラ
〇一括
で行っていく。
弊社では、そんなご提案をさせて頂いているので
次回は、実際にご提案内容をご紹介させて頂きます!
#本部発注 #店舗発注 #チェーン店 #大量採用 #採用コスト #採用費削減 #人事部 #店舗運営