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【中小企業向け】おすすめインターンシップは『 選べるコンテンツ数』で集客力UP

中小企業における採用活動では、当然かもしれませんが、リソースに限界があります。そんな中で、何を、どの程度の規模でやればいいのか? というのは、もっともな疑問です。

オススメは「1day 仕事体験」&「選べる複数コンテンツ」

大手企業であれば、5日間など大規模なインターンシップを開催することも可能でしょうし、蓄積したノウハウでコンテンツを充実させるのも、それほど困難ではないかもしれません。そうした恵まれた環境にない企業こそ、知恵を絞る必要があります。

結論から先にお伝えすると、オススメは1day 仕事体験、目標としてコンテンツは5つ用意したいところです。

インターンシップ・1day 仕事体験の参加期間を学生に尋ねてみたところ、半日または1日85.6%と圧倒的でした。その一方で、コンテンツに関しては、複数用意し、学生が選べるようにするのがポイント。1つしかないと、選びづらい・選ばれない傾向があります。経験則で言うと、コンテンツが5つあると、選ばれやすさがグッと上がるようです。

肝心のコンテンツ内容は?

もちろん、似たり寄ったりのコンテンツで数を稼いでも意味はないので、学生が知りたいと思っていることないしは企業が学生に伝えたいと思う内容をしっかり考えた上で、コンテンツづくりをしていただきたいと思います。

例えば――

◆業界に興味がある学生には、業界理解系コンテンツ
 業界全体の特徴や構造について理解を促すとともに、
 自社の業界内での立ち位置なども伝えると良いのではないでしょうか。

◆特定の職種に興味がある学生には、職種理解系コンテンツ
 自社でカバーする職種を中心に、それぞれの職種を紹介し、
 特徴を伝えつつ、その職種のおもしろさ・やりがいなどを、
 自社の具体例をからめて理解を促すのが良いと思われます。

◆自己成長や就活ノウハウに興味がある学生には、
 自己分析スキルお試し系コンテンツ
 自分の強み・弱み、好き・嫌いがわかり就活ノウハウが得られ、
 すでに持っているスキルを試すことができる場にできます。

また、活躍中の社員さんを知ることができるコンテンツなども 学生にとってはリアリティがあるのではないでしょうか。

幕の内弁当的にコンテンツを詰め込むのはNG

要素が多いほど、印象に残らなくなるのです。

インターンシップの内容を決める際に注意していただきたいのは、半日・1日という限られた時間に、あれこれ詰め込みすぎないこと。いわゆる「幕の内弁当」のように、総花的になることは避けたいところです。自社に来てほしいターゲットをイメージした上で、各コンテンツにハッキリとテーマを立てるようにして下さい。

また、対面・オンラインなど、実施方法も選べると良いようです。1day 仕事体験に限って言うと、実施した企業のうち、対面のみは「34.3%」・Webのみは「6.5%」・対面とWeb両方は「21.1%」という数字が出ています。

さらに言うと、有償のインターンシップ・1day 仕事体験も増加しています。参加学生に時給を支払うケースもあれば、ワークショップをコンペ形式にして賞金を出すケースもあります。

参考資料
◆『就職白書2024』就職みらい研究所
◆「就職みらい研究所 Press Release 『就職白書2024』2024年卒の就職・採用活動の振り返りと、2025年卒の採用見通しを調査」2024年2月 株式会社リクルート

わかっちゃいるけど集客・導客に苦労している…のであれば

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