見出し画像

【学生から選ばれるには?】今すぐ実践できる採用アクション!【採用担当者さま必見】

学生にとって“刺さる”会社って、どんな会社だと思いますか?
それは【具体的な情報】を【積極的に開示する】会社です。

そもそも人間はリスクを避ける生き物

経済学、行動科学、心理学。様々な理論が示す通り、人はそもそも「損をしたくない」と思う習性があるのです。

①【経済学・行動科学】
人は損失を避ける傾向にあり、とくに不確実な状況ではこの傾向が強まると言われています。
②【心理学】
選択肢が増えると選択への不安が増し、リスク回避的な行動を取ることが知られています。
③【心理学】
安定した環境や予測可能性は、人の基本的な心理的ニーズ(「有能感」「関係性」「自律性」)を満たすために重要とされています。

①プロスペクト理論/損失回避 ②選択のパラドックス③自己決定理論

不確実性を嫌う学生たち

かつて「普通」だった生き方が、今では「選択肢」のひとつ。キャリアもライフスタイルも多様化し、何を選べばいいのか正解がわからない。さらに、日本経済の停滞やSNSをはじめとする情報過多が加わり、判断に迷う若者が増えています。
不安やストレスにさらされる学生たちは、リスクを回避するため、キャリア選択には不確実性を排除する傾向にあります。つまり、情報を得て安心できなければ、一歩踏み出そうとはしないのです。

学生が企業を見る“短期”と“長期”の目線

学生は2軸の視点で企業を評価しています。
【職務内容】【勤務地】【職場の人間関係】といった短期的視点と、【働き方】【キャリアパス】【人事制度】といった長期的視点です。

【入社予定企業等を選ぶ際に最も重視したこと:TOP5】
1:働く条件(時間・休日・勤務地)21.6%
2:待遇(給与・手当・福利厚生・研修)17.0%
3:自分のやりたい仕事ができそうか 10.4%
4:企業の将来性(成長性または安定性)9.2%
5:仕事にやりがいを感じられそうか 8.8%
(n=1611/単一回答)

就職白書2024より抜粋

こうした項目について、どれだけ学生の持つイメージを具体化させられるかが、採用活動の勝負と言えるかもしれません。

採用担当者のアクションは?

冒頭に申し上げた通り、採用活動の中で具体的な情報を積極的に開示することが重要です。ひとつの疑問を解消して終わりではなく、包括的な情報提供が必要です。

◆学生の不安、たとえば――
「1年目の研修内容は?」「誰と関わるの?」「初期配属はどこ?」「転勤の有無」「職場の人間関係は?」「仕事をしていて嬉しい瞬間は?」「プライベートとの両立は?」「人事制度は?」「どんな観点で評価されるの?」

2月3月は内定を出し始める企業もいるなど、学生との接触が増える時期。説明会・選考・内定フォローのタイミングで、学生の不安を取り除き、動機づけをしていきましょう。

アクションを具体化したいなら

情報開示の重要性をわかっていても、「どこまで伝えるべきか」「どう伝えれば響くのか」と悩むのは当然です。
学生の心を動かすためには、学生が本当に知りたい情報を“現場のリアル”と結びつけながら提供する工夫が求められます。

私たちフロム・エージャパンの新卒チームは、その工夫を考え、実現するサポートを得意としています。私たちと貴社の採用戦略を一緒に考えてみませんか?きっと新たな視点や効果的な手法が見つかるはずです。ぜひお気軽にご相談ください!


この記事が参加している募集