国家資格キャリアコンサルタントってどんな資格?を人材業界営業が語ります。
こんにちは。
採用企画部の鈴木です。
人材業界の営業職に就いて今年で12年目。
そして2024年は、私が国家資格キャリアコンサルタントを取得して
5年目の年でもあります。
名刺やメールの署名にそのことを記載していると、
「転職で困ったときには、鈴木さんに相談しますね」と
声をかけてくださる方もいらっしゃいます。
それと同時に、
「キャリアコンサルタントってどんな資格なのですか?」
というご質問をいただくことも。
ひとことで言うと…
「個人・企業のキャリアに関する意思決定を促すための
支援をする、支援できる資格」です。
個人的には、50代になったときに
今の法人様のご支援(toB)から、
個人向け(to C)の仕事に挑戦していきたいな、と思っていて、
そのときに「キャリアコンサルタント」になりたいと思っています。
社会人として30年以上の経験・知識があり、
数多くの企業を見てきたキャリアコンサルタントになりたいです。
まだ20年以上先ですが、“持ち続けることで磨かれていく資格”
だと考えているので、私には50代がちょうどいいと思っています。
現在のお仕事では、
直接「求職者」の方とお会いする機会はないのですが、
人事のお仕事でも、キャリアコンサルタントの知識は
活かせると思います。
その場面のひとつが、「採用面接」です。
キャリアコンサルタントの資格取得の過程で身に着けられるスキルとして、
・相手との関係構築
・相談者の不安や悩みと向き合い、キャリアの方向性を明確する
というものがあります。
この会話スキルは、
コンサル領域・問題解決スキルと大きく異なります。
というのも「あなたは◎◎◎の仕事が向いています!」と
提示したり、こちらから解決に向かわせたりすることはありません。
(関係構築後、本人の意思決定が近い段階では提示することもあります)
あくまで、本人に自己理解を深めてもらい、
意思決定を導くための支援になります。
日々のお仕事の中で「お客様の課題解決を!」と、
幾度となく言われてきた私は、「解決しに行かない」という
カウンセリング領域になじむまで3ヶ月かかりました。
ただ、講習を通じて仲間とロールプレイングを繰り返し、
カウンセリングスキルを学んだあとは、
実際に自社のリクルーティング活動の面接や面談でも
違う角度から取り組むことができました。
キャリアコンサルタントの資格取得の過程では、
人事・採用面接の場面で相手への理解を深め、信頼関係を築き、
相手自身に意思決定をしてもらうコミュニケーションを、
スキルとして学ぶことができます。
初期費用はかかりますが、
国の教育給付金がもらえる認定資格なので、
条件に該当することで補助もあります。
年3回、試験があります。
迷われている方は、ぜひ挑戦してみてください。
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