新聞を読む時は「燃料費」に注目する。
こんにちは。
フロム・エージャパンの白田です。
よくお客様とのお話の中で、
社内研修として「新聞読み会」を開いていると伺うことがあります。
弊社でも新聞読み会を開いて日経新聞を読んでいますが、
最近では特に燃料費などのコストを見ると、
新聞記事ひとつ一つの出来事が繋がって見えやすくなる
ことに気づきました。
そこで今回は新聞を読む際の前提知識を共有したいと思います。
【新聞を読む際の前提知識】
ロシア・ウクライナ問題(22年2月-)により
世界的なロシアへの輸出規制が進みました。
これは経済的にも問題。
世界的に需要がある「燃料」「食料」を
ロシアが供給できなくなったことで
世界中の生産コストが高まり、
関連する物の値段が上がりました。
私たちの収入は増えていないですが、
今まで買えた金額以上のお金を
払わなければいけない物価高の世の中です。
つまり、
お金の価値が下がる世界的インフレーション。
「燃料」とは具体的に、「化石燃料」
(石油・石炭・天然ガス)
・石油は液体
・石炭は固体
・天然ガスは液体と気体がある
世界的に化石燃料が高くなっています。
世界の物価高は、
化石燃料のコスト高による影響が大きいです。
例えば、
火力発電による世界電力供給は50%超え。
それくらい電力の供給は化石燃料に依存している。
だから、電気代が高くなります。
生産コストを上げる化石燃料に依存しない
風力発電などの再生エネルギーの記事が、
日経新聞の1面に出てくるのは、
生産コストに影響を及ぼす範囲が大きいからです。
生産コストを抑えられる原子力発電所の
安全な活用についての記事も多いです。
ロシア・ウクライナ問題が全てではありませんが
この問題が2022年以降の景気を左右していると
考えると新聞が読みやすくなります。
このように“新聞を読む”ためには、事前知識や
ちょっとした読み方の工夫が必要なことが多々あります。
それこそが新聞を読む意義ではないでしょうか。
社内研修での新聞読み会、
ぜひ、取り入れてみてください。
#フロム・エージャパン #採用 #採用支援 #社内研修 #社内制度 #社員育成 #社員教育 #新聞 #新聞の読み方 #経済