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採用動画で差別化! 効果的な動画とは? 入社後のミスマッチも解消!

動画? いやいや、動画まで作るほどじゃ…と言っていたのは昔の話。
今や動画は採用活動におけるマストアイテムとなりつつあります。「なぜ、採用で動画なのか?」「どんな動画が良いのか?」「動画をどう活用すればいいのか?」今回のウェビナーは採用における動画にスポットをあてました。

スピーカーは、いつもの2人に加えて、スペシャルゲストをお迎えしています。株式会社moovy の三嶋弘哉さんです。

三嶋 弘哉(みしま・ひろや)
 株式会社moovy 代表取締役CEO
新卒で株式会社キャリアデザインセンターへ入社。転職エージェントのコンサルタントとして、大小300社の中途採用支援及び約8000名のキャリアカウンセリングを経験。人材採用におけるミスマッチと機会損失のない社会を実現すべく、2020年4月に株式会社moovyを創業。

神宅 謙一郎(かんやけ・けんいちろう)
 WaGaGoToプランニング代表
長屋 悠(ながや・ひさし)
 株式会社フロム・エージャパン エグゼクティブマネジャー

それでは、これまでの復習を交えつつ、採用における動画について、お伝えしていけたらと思います。


◆採用活動でおさえておきたいコト

採用活動において、ターゲットとなる人材を集めるためにはまず「ターゲットの絞り込み」が必要。その上で求人情報を発信し、さらにターゲットに刺さるコンテンツによる応募動機の形成が重要になってきます。
「Delivery=求職者に届ける力」「Action=応募ボタンを押させる力」の掛け算が、求人応募をつくる公式となっています。

求職者が仕事探しの際に気になる情報として、「企業情報」「仕事内容」「求人情報・条件」「働く仲間情報」「職場情報」「社風・制度・福利厚生」が挙げられます。

特に仕事内容は、文字で説明しにくい(=伝わりにくい)ものですが、それ以外にも、「一緒に働く仲間」は実際に動いたり話したりしているのを見ないことには想像が難しかったりと、届け方の工夫が必要な情報があります。

それに対して、有効な手段の一つが「動画」です。
動画は30秒で「小説5冊分」の情報(文字換算)を伝えられるという研究結果があるほど、わかりやすく・早く情報を届けることができるツールなのです。

特に若い人は、傾向として動画で情報収集するようになってきています。


採用活動と動画の“相性の良さ”を理解できたところで、
三嶋さんにお話しいただいた内容をご紹介します!

  1. なぜ採用で動画なのか?

  2. どんな動画が良いのか?

  3. 動画をどう活用すれば良いのか?

  4. 事例紹介


1 なぜ採用で動画なのか?

採用動画の有効性について、企業選びの際に、実に8割超の求職者たちが採用動画を参考にしています。

さらに、採用動画を見た人は、認知度・好感度・意向度について向上している、という結果も出ています。

採用動画の活用により、求人メディア内・求人内でのページ遷移率も1・3倍の向上を見せています。

ここまでの話をまとめると…


2 どんな動画が良いのか?

では実際に求職者はどんな動画を求めているのでしょうか?

求職者に見たい動画のテーマを聞いてみると「仕事紹介」「1日の流れ」と答える方が多くなっています。事業内容となると、テーマとして少し大きいと感じるのかもしれません。

動画の出演者についても、現場の人がいい、という意見が多くなっており、さらに言うと、面接も現場の人にしてもらいたい、という意見が多くなっているようです。

着飾った動画よりもリアルな姿の方が好感や共感を呼び、あえて「隙を見せる」ことも効果的なようです。

企業様においては、カッコいい動画にしたいと思われる場合が多いものの、求職者が求めているのは親しみやすさ」です。
とはいえコメディ色が強すぎると、逆にイメージが湧きにくい、という現象が起こるため、注意が必要です。

また、動画の尺(=時間的な長さ)でいうと「15秒まで」「30秒まで」がよさそうです。30秒を超えると、視聴者の離脱が多くなる傾向があります。

さらに、視聴完了率が高く、占有画面が大きく没入感があるのは縦型動画となっており、縦型のショート動画が有効と言えそうです。

求職者が求めている動画のポイントをまとめると…


3 動画をどう活用すれば良いのか?

せっかく作った採用動画をどう活用すればいいか、悩まれる企業様も多いと思います。

会社説明会で流す採用ホームページに埋め込む、といった活用方法が多いようです。おすすめの使い方として、WEB説明会などの際に、ズームの待機室画面に流すという方法もあります。

また、採用ホームページに動画を埋め込むことで、PVは1.4倍滞在時間は1.7倍に伸びた、という報告もあります。

さらに。採用フェーズに合わせて動画を作るのも有効な手段かもしれません。例えば「面接に来てくれてありがとう動画」「次の面接の対策動画」などを面接後にメールで送付。求職者が次のステップへ進む際の手助けや離脱防止の効果が期待できます。


4 事例紹介

最後に、採用動画を活用している企業様の事例をご紹介します。

CASE1:コンクリート圧送業の企業様

高校生の新卒採用、中途採用がメインとなっていますが、仕事の魅力も、仕事内容自体も伝わりづらく、過酷なイメージを持たれてしまっていました。働き手が持っている誇りについても、まったく伝わっていませんでした。
さらに言うと、地元ですらなかなか社名が認知されていない、という実情もありました。

そこで、HPのスタッフ紹介欄に動画を入れました。仕事内容を分かりやすく伝えるだけでなく、社員の方が緊張しながら出演する姿が逆に親しみやすさを感じさせ、この会社を立体的に紹介するのに役立っています。

また、高校新卒においては、進路指導の教諭や保護者への認知度を高めることも重要。いわゆる「親ブロック」を防ぐのにも動画は有効でした。

さらに、ベトナム人の社員さんもいるのですが、翻訳して、外国人採用の際に求職者に見せる、という活用方法もありました。


CASE2:ワッシャー製造業の企業様

こちらも高校新卒採用と中途採用が採用活動のメインとなっていますが、仕事の魅力や仕事内容が伝わりづらい、という課題を抱えていました。

そんなとき、工場見学をした小学生からは非常に人気がある、という事実に気づきました。そこでリアルな仕事の風景を見てもらうことができれば、会社のイメージが伝わるのではないかと考えました。

動画で社長のメッセージから製造工程に携わる社員さんによる仕事内容の紹介まで、様々な角度のコンテンツを作成しました。

作成した動画は、採用活動はもちろん、営業活動でも副次的に使われました。それぐらい、動画というのはパッと見てわかるコンテンツである、ということが言えるのではないでしょうか。


採用における動画の可能性をひしひしと感じた今回のウェビナー。
採用動画についてもっと知りたい、興味がある!という方は。ぜひぜひフロム・エージャパンにお問い合わせいただけたらと思います。


『採用動画で差別化! 効果的な動画とは? 入社後のミスマッチも解消!』いかがでしたか。

実際のウェビナー配信では、さらに詳しい事例の紹介やその場でご質問にもお答えしております。もちろん、聞くだけのご参加も大歓迎です。

ご興味のある方は、以下のGoogleフォームからお気軽にお申込みください。
気になる次回のテーマは、こちら!

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