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お客様のためにIndeedを活用しまくったら、グランプリが取れた話。-プレゼンテーション編-

Indeed社が主催するベストプラクティスのコンテスト、
略して「Indeedべスプラ」。

本大会では、
“お客様の持つ経営目標やビジョンの実現を
  採用を通じてお手伝いする中で、
  いかに「Indeed」という商品を活用したか。”

を事例や成果とともにプレゼンし、競い合います。

昨年夏が初開催だった、このIndeedべスプラ。
なんと、およそ100人もの参加者の中から、
当社エグゼクティブマネジャー・長屋悠さんが
最優秀賞を獲得されました!

ということで、
実際に行ったプレゼンテーション内容の解説(前編)と
受賞された長屋さんへのインタビュー(後編)の2部構成で
【Indeedべスプラ最優秀賞受賞レポート】をお届け。

今回は前編のプレゼンテーション編。
その内容を余すことなく解説します。
現在、人材不足や採用に関するお悩みを抱えている企業様や、
Indeedで求人掲載をお考えの方にも、ご参考になる内容かと思います。
ぜひ最後までご覧ください!



◎顧客の現状と課題

▼ 本事例の顧客について
・大手ホテル会社様。
・ホテルを中心に飲食店やレジャー施設などを全国に展開。
・総従業員数は10,000人以上

▼ 顧客の持つビジョンを阻む採用課題とは…
「当ホテルはインフラ整備や復興支援など地域にとって
重要な役割をもつ方が多く利用する。だから、
どれだけコストをかけても従業員の不足人数を充足させ、
全ての客室を利用できる状態に
」という
社長の強いメッセージが込められた経営方針が顧客にはありました。

しかし、それを実現・維持するための人員確保は難航しており、
採用コストも膨らんでいるという採用課題を同時に抱えています。


◎ホテル業界の採用難

そもそもホテル業界は特に採用が難しく、
その要因は大きく2つあります。

1つ目は、コロナ明けによるホテル稼働率の上昇
2つ目は、長時間労働や低賃金などの労働条件による
離職と競合ホテルの出店ラッシュ
です。

実際、帝国データバンクの調査
(「人手不足に対する企業の動向調査」(2023年7月))でも
業界別人手不足割合のランキングで「旅行・ホテル業」は
正社員・非正規どちらも2位にランクインしています。

本事例のお客様においても状況にたがわず、
高い稼働率に加えて、年内にさらに数十店舗の新規開業や
リニューアルオープンを控え、
深刻な人材不足に悩まされていました。


◎Indeedを活用した提案


・採用コストの削減
・人材の充足

この2つが急務となる中、採用難案件に対し、
“新しい手法”でのIndeed活用を行いました。


・Indeedでよく用いられる全体最適運用と“新しい手法”

Indeedの強みとして、
採用が難しい案件(職種)だけで運用するよりも
応募が集まりやすい案件も一緒に運用することで、
全体の応募数が集まり、費用対効果が得られやすいという
特徴があります。

このようにIndeedで全体最適運用を行う場合、
採用難案件においての採用活動は、タウンワークなどの
メディアを追加で掲載するという方法が主流です。

しかし今回は、全体最適運用ではなく
採用難案件に対して個別に「Indeed」を活用する
という新たな手法にチャレンジしました。


◎その結果…

☆ 月間のコストを33%削減することに成功!

☆ 採用難案件の応募数は約3倍にアップ
それに伴い応募単価も1/5に抑えることができました。

☆ 欠員を大幅に改善することに成功。
お客様の目指す「全ての客室をいつでも利用できる状態にする」を
実現するお手伝いができました。


◎打ち手におけるポイント

今回の打ち手は、
・step1:情報整理
・step2:費用対効果の低い媒体を特定
・step3:Indeedへシフト&コスト削減
この3つのステップで進めました。

以下で各ステップごとのポイントも詳しく解説します!

★各店舗×職種別に費用対効果可視化シートを作成

まず各求人の状況を把握するため、
過去13カ月、50媒体、280パターンの掲載結果を整理し、
「費用対効果可視化シート」を作成。

以前もデータ分析は行っていましたが、
媒体ごとの結果しかわからず、
案件(職種)ごとの状況を詳しく
見ることはできていませんでした。

しかし、シート作成後は案件毎・
職種別の月毎の応募数が把握できたので、
より的確な改善提案が可能になりました。


★Innovation①:採用難案件に対するIndeed個別最適活用

可視化したデータをもとに、
コスト全体を25%程度改善させることを目標に置いたとき、
「10万円以上掲載をしても応募が0」
「応募単価が10万円以上」の案件が
求人全体の約25%を占めていました。

これらの案件にIndeedの個別最適運用を行ったところ、
狙い通り大きくコストを削減することができました。


★Innovation②:競合媒体と比較した予算配分ではなく、案件にフォーカスした予算獲得。

従来は効果の悪い媒体を特定し、
その媒体を置き換える提案を多く行っていました。

今回は可視化シートにより
採用難案件を詳細に特定したことで、
媒体にとらわれない改善提案ができました。


★地方店舗の地方媒体ではマッチングできなかった求職者をIndeedでマッチング

今回の改善対象案件のうち75%が郊外の店舗。
それまでは地元のフリーペーパーや
折り込みチラシで求人を出すも、効果はいまひとつ…。

しかしIndeedに変更したことで、
従来の3倍のマッチングを生み出すことができました。
「郊外エリア×Indeed」も一定の効果があると言えます。


★継続的な改善提案

2023年4月に提案し、5月から施策を実施。
その後タイムリーに分析を行い改善を行ったことにより
5~7月は毎月充足率が改善していきました。

このように柔軟な提案ができるのは、
顧客の課題に対してカスタマイズができる
Indeedの強みだと考えています。


◎最後に

今回の事例のポイントは
・採用難案件に対するIndeedの個別最適運用
・DBを整理して改善のポイント(採用難案件)を
 しっかりと洗い出す

この2つは、
様々な企業様においても高い汎用性があると考えられます。




【Indeedべスプラ最優秀賞受賞レポート】
プレゼンテーション編、いかがでしたでしょうか。

次回は、インタビュー編。
気になる受賞の瞬間や
プレゼンテーションに込められた思いについて、
長屋さんから直接お話をお聞きします!

▼インタビュー編はこちら!


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