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「あえて」Indeed以外の方法で2025年のアルバイト・パート採用について考える~便利な新機能や注意点もご紹介~

Indeed PLUS で求職者の最大「7割」にリーチ可能! そんな状況だからこそ、今回はあえて Indeed を封印し、残り「3割」にアプローチする方法を考えてみたいと思います。

今回のポイントは、こちらになります――

  • 令和の採用環境を俯瞰する

  • 無料のサービスを整備する

  • 成果報酬型の求人メディアの情報を最新化する

  • 従量課金/他のアグリゲーションの活用

  • 掲載課金/求人メディアを見直す

  • 潜在層へのアプローチ アドネット、SNS求人の注意点

スピーカー:
神宅 謙一郎(かんやけ・けんいちろう)
 WaGaGoToプランニング代表
長屋 悠(ながや・ひさし)
 株式会社フロム・エージャパン エグゼクティブマネジャー

令和の採用環境を俯瞰する

まず最初に、Indeed PLUS の特色をおさらいしてみたいと思います。

標準化
 統一されたフォーマットのため、複数の求人サイトにまとめて配信できる
マッチングテクノロジー(キーワードでマッチング)
 高い掲載費用をかけている求人広告ではなく、その人に合った求人を表示

Indeed PLUS を軸に、求職者の最大7割にリーチが可能!
ですが、地方の求職者など3割はカバーできない部分も…。
そこで、より多くの求職者と出会うため、残り3割にアプローチできる方法について考えてみたいと思います。

現在、求人メディアは多様化しており、スポットワークデータマッチングダイレクトリクルーティングなどが展開されています。メディアと求職者をかけ合わせた図解はこちらになります。

◆無料のサービスを整備する

☆ハローワーク

ハローワークは、日本で一番、求人情報と求職者情報を保持している、と言われています。

そんなハローワークですが、2025年からはAIの活用も始まる予定です。無料で求職者にアプローチできる方法として唯一の手法と言っても過言ではないですし、ハローワークの情報はIndeedに掲載されることがあるため、整備しておいて損はないのではないでしょうか。

☆リファラル採用・アルムナイ採用

ローコストかつ、マッチングが進みやすいリファラル採用(縁故紹介採用)とアルムナイ採用(元社員採用)もツールに費用をかけずに実施できる採用手法の一つ。成功させるためのポイントは以下の通りです。


◆成果報酬型の求人メディアの情報を最新化する

成果報酬型の求人メディアは、初期投資が無料のツールですが、いわゆる「お祝い金」の提供が好ましくないということで、令和7年4月1日以降、新たに遵守すべき事項となりますので、このタイミングで確認し、自社の採用情報を最新のものにすることをおすすめします。

◆従量課金/他のアグリゲーションの活用

従量課金のアグリゲーションサイト――Indeedもこのカテゴリーに含まれますが、Indeed以外をここではチェックしておきたいと思います。

☆求人ボックス

業務委託・派遣・新卒・インターンなど、利用可能な雇用形態の幅が広いため、Indeedで掲載できないものは求人ボックスで――という流れもあるようです。

他にも、2019年にUIを刷新し、トップページがレコメンドスタイルに変わったことで応募が集まりやすくなりました。また自社の採用サイトを連携させることも可能であり、自社サイトの求人をリスティング連携することができるといった特徴があります。

☆スタンバイ

2024年11月にサイトUIを一新し見やすさが向上、過去には直接投稿も可能でしたが、現在は掲載はクローリングまたはAPI連携のみ、有料の運用は契約代理店のみ行なうことができます。また、離脱者のリターゲティング追跡も可能など、運用を専門的に行なう人向けの仕様となっています。

その他、Yahoo!仕事カタログと連携し、企業のクチコミからも求人を接続するなどの特徴があります。

☆Google仕事検索

2017年6月に米国でローンチ、日本では2019年1月にスタートしました。Googleの検索結果の上位タブに「求人情報」が新たに加わり、最大150件を表示するようになっています。また、クチコミとも連携し、ワンクリックですべての情報と接続できるようになっています。

また、オウンドメディアだけでなく、Linkedin などとも連携するほか、完全無料で利用することができます。


◆掲載課金/求人メディアを見直す

かつて主流であった掲載課金型の求人メディアですが、実は現在も進化し続けているメディアがあります。

☆バイトル

バイトルは、採用のDX化を推進しているメディアサービスです。レギュラーシフトのバイト募集・スポットのバイト募集・定着率のアップ・業務の効率化などを、様々なアプリを提供することでサービス提供しています。

また、AIとの対話形式により、求職者に最適なアドバイスを提示したり、マッチング率の高い仕事をおすすめして応募者を増やすアクションを提供しています。

☆エンゲージ

エンゲージは2024年7月にブランド刷新を行ない、クチコミサイト(旧エンライトハウス)との連携開始や、事前購入チケットによる独自の有料課金システムを導入するなどしています。

◆潜在層へのアプローチ アドネット、SNS求人の注意点


潜在層へのアプローチ

ここまで「あえて」Indeed を封印し、残り「3割」へのアプローチを考えてきました。求人潜在層(約1000万人)へ情報を届ける方法は、これからも考える必要があるところです。

アドネット SNS求人

GoogleやYahoo!の純広告枠を活用した採用マーケティング手法であるアドネットやSNSリクルーティング、動画SNSを引込線にし採用サイトで本気度を構築する手法などがあります。気になる情報として、最近ではいわゆる闇バイトの増加により、職安法の求人表記ルールによる運用が始まっています。今後はより注意が必要になるのではないでしょうか。




『「あえて」Indeed以外の方法で2025年のアルバイト・パート採用について考える~便利な新機能や注意点もご紹介~』いかがでしたでしょうか。
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