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『リクナビ』リモデルを徹底解説!  ~活用方法もしっかりお伝えします~

新卒就活ナビサイトでおなじみの「リクナビ」。
学生時代に使ったことがある、という方も多いのではないでしょうか。
そんなリクナビが“リモデル”を発表。
新しいカタチの新卒就活ナビサイトへと生まれ変わります。

そこで今回は、
今までとどう違い、企業はどんな風に活用すればいいのか?
をいち早く解説します。

スピーカー:
神宅 謙一郎(かんやけ・けんいちろう)
 WaGaGoToプランニング代表
長屋 悠(ながや・ひさし)
 株式会社フロム・エージャパン エグゼクティブマネジャー

◆大学新卒採用の現状

まずは、大卒新卒採用の現状についてのお話から始めたいと思います。

かつて大学新卒の採用には「就職協定」というルールが存在していました。しかし2018年10月に経団連が「採用選考に関する指針」を廃止すること決定。これを受けて、政府主導で新ルールが推進されることになりました。

また、大卒新卒の就活では、内定の早期化が年々進んでおり、特にコロナ以降は、劇的に進んでいる状況です。

内定早期化が加速した理由は、大きく3つあるとされています。

ベンチャー企業などは大学1・2年生から内定を出すこともあるようです。また、もともと理系は選考が早い傾向にありましたが、今後は理系に限らず、こうした早いスケジュールで進むことが多くなりそうです。

さらに、大卒新卒では学生が主体的に動くのが特徴。企業がインターンシップを活用するとともに、学生たちも積極的にインターンシップに参加し始めています。それゆえ、インターンシップの定義が明確化され、ルールの整備も進んでいます。

ナビサイトでは、インターンシップなどの情報を載せる「プレサイト」と採用活動・選考のための情報を載せる「本サイト」に分かれていましたが、現状の動きに対応しきれているとは言い難い状況でした。


◆リクナビのリモデル

◎「リクナビ」がリモデルに踏み切った背景

前述のように学生のニーズ、キャリア形成支援に対する社会的な要請が変化する中、「就活サイト」としての在り方を再考したところ、見えてきたのは、学生たちが抱く不安や矛盾。今のナビサイトではそこに応えきれていないため、学生に徹底的に向き合うサービスへと抜本的に変革することに。

学生たちの多くが「自己表現」や「自分に合う仕事・企業探し」に不安を感じ、「キャリア選択のタイミング」についても、十分な時間が取れないと考えています。

世の中のルールを守りながら、学生に寄り添ったサービスをつくるにはどうすればいいか――この課題に向き合うことで、学生が就職活動を通して「自己理解」を進め、「自分に合う仕事」を選び、年次に関係なく「自分のペース」でキャリア選択が可能になります。

新しいリクナビでは、じっくり選びたい人は1年からスタートすることができ、4年になってからの短期決戦も可能です。

◎企業側にとって変わること

キーワードは2つあります。

マッチング精度の向上
柔軟で確実な予算配分

これまで、企業側と学生との出会いは、検索とDMスカウト経由が主でしたが、リモデル後は検索に加えてレコメンド・マッチポイント経由がメイン。AIが求人内容に応じてマッチングさせ、自動でレコメンドすることにより、学生がわからないなりに調べるよりも精度の高い情報提供が可能になります。

リモデル後のリクナビにおける企業側にとっての変更点は主に3つ。

1 掲載単位
2 課金方法・請求タイミング
3 学生管理システム

1 掲載単位

これまでは企業単位での掲載でしたが、リモデル後はコース単位の掲載で、細やかな情報発信と募集が可能に。さらに、AIが求人内容に合わせて最適な学生に自動でアプローチし、応募を後押しするようになります。

2 課金方法・請求タイミング

従来は「掲載型課金」により、掲載時にまとまった金額が必要でしたが、リモデル後は「クリック型課金」により、求人がクリックされた分のみ費用が発生することに。自社で決めた予算内で運用ができるので無駄な費用を抑えられるとともに、予算の関係で利用に至らなかった企業でも使えるため、活用の可能性が高まりそうです。

3 学生管理システム

パート・アルバイト採用や中途採用で多くの企業が利用している「AirWORK採用管理」で一元管理することが可能に。さらに、新卒採用に特化したATSとの自動連携が可能なので、新卒ならではのイベントにも対応し、内定辞退などの取りこぼし対策もできるようになっています。


◎学生側にとって変わること

AIと5分ほど話をするだけで、自分の強みがわかり、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の素案を「簡単・短時間」で作成可能。抽象的に話したことも的確にまとめてくれるので利用価値は大。自分ひとりで書くだけでは思いつかなかったこともカバー可能。

また「応募する企業をどう検索したらいいかわからない」という悩みも解消。それぞれの属性・レジュメ情報や人気の探索軸、行動アクションからレコメンドしてもらえます。



◆リモデルしたリクナビを活用するために

いわば「通年採用型」とも言える「リクナビ2027」をしっかり活用するためにオススメの事前準備について、ポイントは大きく4つあります。

1 ナビサイト上で常にウェルカムな情報発信の構築

通年で、しかも様々な学年の学生が見ることになるので、すべての情報を常に最新の状態にすることが大事です。企業情報は更新してるけど、インターンは去年のもの…なんてことに注意です。

2 Googleの検索結果を整えておく

学生はGoogleを使ってエゴサーチします。グーグルマップの口コミは情報の玄関口。社屋前を掃除するのと同じ感覚で、ネット上の玄関もきれいに整えておきましょう。ビジネスプロフィールはもちろん、ネガティブにとらえられそうな口コミにもきちんと答えているかどうかは意外と大事です。

3 採用ホームページを常に最新の情報に

会社の魅力を伝える6つの要素」をぜひ網羅して下さい。会社の歴史とこれからの未来・将来性を学生は見ます。しっかりアピールしていきましょう。また、スマホに最適化させたページの準備も重要です。ノーコードでサイトがつくれるツールなども活用してみて下さい。

4 いつでもウェルカムな体制をつくること

学生は1年生から企業見学・職業体験にやってくる可能性があるので、まるで通年採用のように、常に準備が必要になるとも言えます。適宜での対応がむずかしい場合は、月に1度など定期開催するのも効果的です。

さあ、いかがでしたでしょうか。AIでより精度の高いマッチングが可能になるなど、期待も高まりますが、だからこそ、AIに対して事前にしっかりと自社の魅力・特徴を読み込ませることが重要ではないでしょうか。早い段階からAIに学習させていくことが大事と言えます。

このサービスが気になるようでしたら、ぜひ直接リクナビの営業に説明を受けることをおすすめいたします。うまく使いこなすことで、採用活動が劇的に変わる可能性を秘めています。



『「リクナビ」リモデルを徹底解説!~活用方法もしっかりお伝えします~』いかがでしたでしょうか。


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