映画「ラストマイル」を見た求人広告屋のつぶやき※ネタバレ注意
物流系派遣・請負業界、運送業界を
比較的多く、長くお手伝いさせていただいている営業として
観ないわけにはいくまい。
そんな気持ちで鑑賞した映画「ラストマイル」の感想をつらつらと。
※これをきっかけにMIU402なんかを一気観してみたり
アンナチュラルを観てみたりとワールドに浸ることになったのですが
その詳細は今回割愛。
ネタバレを含むので、観たくない方は
ぜひ弊社の他の記事を読んでください。笑
◎請負ドライバーの親子とやっちゃん
これは、ただただ過去の反省と、きっとまだ
やっちゃんみたいなドライバーさんっているんだろうな
と思った話。
1日で200個荷物を配ったら日収●●円!
月収●●円も夢じゃない!
…みたいな広告、掲載してました。
嘘じゃないし、雇用契約でもないから法律違反でもない。
それでも…
人間に大事なのは、適度な睡眠と休息
それからやりがいのあるなにか。
そのバランスなんですよね。
◎マジックワード「Customer centric(顧客中心主義)」
Amazon Web Serviceのページにこんなコラムが出てくるんですよね。
まあ、なんというか、すごい。
どうみても「デイリーファースト社」はAmazonだなー、きっと。
って、観た人はおもったとおもうんですよ。
にしてもこんなに真っ向からばっさりか、と。
でも、採用に携わる身としてはヒヤっとする。
一時期「やりがい搾取」なんてのが
キーワードとして流行りましたが。
「やりがい」っぽく見せて都合よく人を「使う」
これも、気づかぬうちに労働の現場では起きてしまっていること。
「広告では綺麗事いってるけど結局・・・」
「聞いていた話と違うので、やめます」
こうやって働いてくれる人たちの信頼が削がれていくんですよね。。。
もちろん、サービスを提供する立場にあっては
「お客様第一」も大切ですが、
「お客様第一」のサービス提供をするためには
そのサービスの質を担保する「スタッフ第一」でなければならない。
◎世界は誰かの仕事でできている
みなさんもテレビのCMで一度は聞いたことが
あるかもしれないこの言葉。
缶コーヒーでおなじみジョージアの
このキャッチコピーがすごく好きなんですよね。
あたりまえの毎日を過ごしていると忘れてしまうし、
きょう頼んだものが明日には届くのも当たり前になって
もっと忘れてしまいがちなんだけど。
自分のこの生活は、誰かの仕事で成り立っていて
自分の仕事も、どこかで誰かの生活を成り立たせてるんですよね。
改めて、そんなことに気付かされて映画でもありました。
どうしても人材屋さんの観点で見てしまうので
やれピッキング棚の仕組みやら、繁忙期の派遣受付の流れやら、
そんなことに気持ちが行ってしまいました…。
改めてもう一度、純粋に作品を楽しみに行きたいな、と思っています。
MIUもアンナチュラルも観たので、もっときっと楽しめるでしょう。笑
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