採用難と求人広告への向き合い方。
みなさま、こんにちは。
株式会社フロム・エージャパン白田です。
昨今、円安や燃料価格高騰などコスト高の影響を受ける中、
高付加価値な商品・サービスを提供し、
収益を上げているお話をよく伺います。
それでも、赤字になっている事業については
不採算店舗を撤退せざるを得なくなってしまうなど
残念なニュースも耳にしています。
不採算の理由は様々ですが、あるお客様から
採用難エリアだったために【人材調達】が出来ず、
既存社員が長時間労働で対応することで残業代も多く発生し、
事業運営が難しくなってしまったという話をお聞きしました。
採用活動支援を行う我々に出来ることは、
採用を諦めている企業様に採用を届けることだと思っています。
今回は、実際の事例を交えながら
採用難エリアと呼ばれる求人枠で
採用が出来るようになるコツをご紹介いたします。
1: 働きやすさ
勤務日数、勤務曜日、勤務時間など
タイムパフォーマンスを重視する求職者が多くなってきています。
正社員であれば、年間休日120日以上、完全週休2日制、フレックス勤務
アルバイトであれば、週1日~週5日から選べる、平日のみや曜日が選べる、
というように自分の都合に合わせて勤務時間帯が選べる求人に
応募が集まります。
例えばある介護施設で、17時~18時の時間は
2名のスタッフで清掃をすることになっていたのですが、
1人でもできる作業だと判明し、17時までのシフトも可能に。
求職者側は帰宅後に家事の時間が確保できるようになり、
企業と求職者の双方が満足した事例がございます。
2:通いやすさ
給与を上げられない場合でも、
交通費を全額支給する、ガソリン代も支給する、
近くの駐車場を契約する…というように
通勤のしやすい環境を整えることで
採用につながることがあります。
実際に送迎バスで自宅まで迎えに行ったり、
木更津市から川崎市の勤務地に通えるように、
アクアラインに送迎バスを出している会社もあります。
最近では、タクシー会社と提携して自宅まで
タクシー送迎をするという事例もあります。
3: 始めやすさ
経験を求めずに未経験から受け入れる。
「事務経験1年以上」など経験×年数を応募条件に
記載している求人をよく見かけます。
その場合、例えば営業職で5年間毎日パソコンを使っている人材は、
応募要件を満たしていないのか…というと
そうではないケースがほとんどです。
応募要件(求めること)を限定した求人広告を毎回出すよりも、
未経験から始められる仕事で育成環境が整っている会社だとアピールすることで、入社した人の動機形成が日々出来るようになり、人が辞めにくい会社になる事例もございます。
もちろん、経験や資格が必須の仕事もあるので、
全て上手くいくわけではありませんが、
採用が出来るように、求職者に始めやすい仕事だと思ってもらうことが重要です。
いかがでしたでしょうか?
言われてみれば確かに意識できていないかも…という観点があれば、
ぜひ取り入れてみてください!
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