【リクマケlabo vol.2】3C分析~採用競合って?~
こんにちは。
株式会社フロム・エージャパンの遠藤と申します。
【リクマケlabo】第2回の今回は、
「3C分析」についてご紹介していこうと思います。
◆3C分析とは
ビジネスマンであれば、ほとんどの方が
耳にしたことがあるのではないかと思います。
3Cとは、以下の3つの頭文字「C」をとり、
自社の立ち位置を分析するものです。
●Company (自社):あなたが属している会社、及び商品
●Competitor(競合):ベンチマークしている他企業、及び商品
●Customer (顧客):あなたの会社のものを買ってくれる利用者
いわゆる、外部要因分析を行なう際に利用するフレームの1つです。
※外部要因分析を行なう際には自社のポジションや、
自社商品のポジションなどを自社以外と照らし合わせて
「どうか?」を分析するときに活用できます。
外部要因分析には他にも、PEST分析、
5F(ファイブフォース分析・5つの力分析)などがあります。
◆3C分析×採用
実際、採用の場面で3C分析活用をするとなると
例えば次のような枠組みで考えることができます。
●Company (自社):あなたの会社の募集ポジション
●Competitor(競合):他社の採用活動、求人広告など
●Customer (顧客):あなたの会社に入社希望の求職者など
ここで重要になってくるのが、Competitor(競合)。
採用における競合他社は、
「同規模同業界の企業さんだけ」と思っていませんか?
ここに落とし穴があります。
実は求職者は、「業界・業種」で就職を考える方以上に、
「勤務地」「給与」「福利厚生」「企業のブランド」など
条件や印象、通いやすさ等の要因で仕事を探している方が多いのです!
中途市場では実際に、下記調査のような
条件で選択をする求職者が多いというデータも出ています。
<入社を決めた理由(単一回答)上位>
こういった、業界・業種を超えたベンチマーク先を、
私たちは「採用競合」と呼んでいます。
ここを意識できるかどうかで、
採用活動を有利に進められるかも変わってきます。
◆採用難の今だから
採用競合を意識することで、
自分たちが「誰と闘わなければならないのか」
という攻めの発想はもちろん、
「今の採用手法は適切なんだっけ?」と
見直しを行う守りの発想も広がります。
戦う相手を適切に把握できているか…
把握したうえで戦い方も設定できているか…
5年前と全く同じ手法で採用活動をしていないか…
今一度、ご自身の会社に置き換えて考えてみてほしいのです。
採用はますます難しくなりますが、
工夫一つで良い採用ができるかもしれません。
その原点は、
「自分たちのポジションを見直すこと」にあると思います。
もし少しでも不安なことがあれば、
是非フロム・エージャパンにご連絡ください。
次回は、PEST分析を一緒に見ていきましょう。
お楽しみに!
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