わたしの移住物語。ーこの時代、この会社で見つけた働き方ー【フロム・エージャパン・社員インタビュー】
従業員の働き方や価値観の多様性に合わせ、フロム・エージャパンでは様々な働き方を取り入れています。
今回はそんな新しい働き方で活躍するあるメンバーにお話を伺いました。
篠木晴香さん
〇フロム・エージャパンに入るまで
学生時代、人見知りな自分を変えたい一心で始めたカフェバイトで、接客にドはまり。そこから「人を喜ばせたい・励ましたい」という思いがなんとなく自分の中にありました。
新卒ではカフェの運営会社に入社し、その後同じ接客業であるアパレルに転職しました。ですが体調の関係で立ち仕事が厳しくなってしまい、専門商社の一般事務に。
入社して1年ほど経った頃、単調な毎日に「私、このままでいいのかな…」と考えるようになり、少しずつ転職活動を始めました。
その時に出会ったのがフロム・エージャパンです。
〇自分が“ワクワクする”方向へ進んでみる
フロム・エージャパンは腕試しくらいの気持ちで応募していて、職種も営業アシスタントではなく前職で経験のあった総務を志望していました。
ですが面接に行くと、担当してくださった営業マネジャーに開始早々「営業アシスタント向きだね!」と言われ、実際に先輩と面談をしてみることに…。そこで大手顧客の人事に関われるという仕事内容を聞いて、単純にすごくワクワクしたんです。
そんな自分の好奇心を信じて、営業アシスタントとして入社することを決めました。
〇私の人生を変える気づき
入社1年目。全国各地に拠点を持つ企業の採用支援をしていたころ。
ある地方拠点の担当者とのやり取りの中で「篠木さんはすごくよく提案してくれるけど、この土地にはこの土地のやり方があるんだよね。一回でいいから足を運んでみてよ~」と冗談交じりに言われて。
ちょうどその時、あるボランティアに参加して全国を転々としていたので、色んな地方の景色を見る機会があって…。
採用にも地域ごとの価値観や風土があることに気づいて、同時に都会のやり方を地方でやることへの疑問も生まれました。
その土地に合わせた採用支援で地方創生やまちづくりに協力したいなって。このころから移住を考え始めました。
〇こんな時代だから言えた挑戦
それからも度々自分(都会)のやり方と地方の現実のギャップに悩むことがありました。いつかひとつの土地に根ざした採用支援がしたい…!という思いが募り、いずれは地方に移住することを考えていると当時の上長に相談しました。
でもその後コロナが広まり、世の中の様子から「今なんじゃないか」と思い立ち、予定より早く移住をしたいと伝えました。
その時はもうフロム・エージャパンを辞めるしかないと思っていたんですが、コロナ禍で社内でもリモートワークが進み、移住するから辞めますとは逆に言えなくなりました。(笑)
移住×リモートワーク。フロム・エージャパンでは前例のない働き方でしたが一緒にチャレンジしたいと上長に伝え、たくさん相談にも乗っていただきました。社長の方でも「新しい働き方を模索したい」とお考えになっていたそうで、今の働き方を実現できました。
まさに私の「will」と会社の「will」が重なった瞬間でした。
〇変わったこと、変わらなかったこと
実は仕事内容はあまり変わっていません。
業務委託になった分、自分で時間を調整しながら仕事を進められるようにはなりました。
あとは、コミュニケーション手段が変わりましたね。営業さんやグループのみんなが伝え方やタイミングなどを工夫してくれているので、電話やチャットでもしっかり情報共有ができています。とはいえ対面じゃないとわからないこともあるので、必要に応じて出社もしています。
移住先ではローカルを中心に採用支援を行う「まちの人事企画室」という組織で、ときどきお手伝いもしています。
地方では仕事が埋もれていたり、人手不足が不明確だったり…“仕事の棚卸”がうまくできていないことが多くて。
時間はかかるかもしれませんが、そういった部分を支援していきたいなって思っています。
〇縁も所縁もなかった移住先での生活
移住先はボランティアやイベントなどでいろんな場所を見て、とにかく人の良さで決めました。
ここで暮らしていると「住んでいる場所の一員」という実感が強くて。移住前は得られなかった感覚です。それに何より景色がキレイなので、ドライブが趣味になりました。忙しくて頭がパンクしそうな時も外に出て、川を眺めながらボケーっとするだけで幸せになれる。
こんな風に生活の幸福度も上がった気がします。
☆篠木さん、素敵なお話をありがとうございました!
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