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大手クライアントとの関係性づくり

2014年、新卒入社の甘利 怜花と申します。

全国にチェーン展開している大手クライアントをメインに人材採用のお手伝いをしています。企業規模は50~500店舗とさまざまで、ファストフード、カラオケ、アパレル、ホテルなど、サービス業界が中心です。

――業務について

仕事グラフ_甘利

入社9年目となった今では、新人だった頃とはちがって、自分で求人広告の作成や発注をしたり、クライアントとのこまごまとしたやり取りは少なくなりました。
そのかわり、営業戦略についてチームで打ち合わせをしたり、商談の準備や資料作成、チームメンバーの育成など、マネジメント業務の方が多くなっています。

私の業務を大まかにを分類すると――

◆顧客への連絡(1割)
 採用・応募状況の確認や
 次回の商談に向けた課題のヒアリングなど
◆商談の準備(3割)
 「最近の求職者のトレンドを知りたい」といった
 クライアントのニーズに合わせた資料の作成など
◆お客様との商談(2割)
 人事担当者もしくは各支店の決裁者に向けた
 新たな採用プランの提案など
◆原稿作成(1割)
 掲載までのスピードを優先するケースや
 どうしても自分で手がけたい場合は作成します
◆社内メンバーとの打ち合わせ(3割)
 クライアントサポートチームとの打ち合わせや
 チームメンバーとの戦略ミーティングなど

――1日のスケジュール

■午前は「デスクワーク」がメイン
具体的には…
●担当するクライアントの応募・採用状況などのスコア分析
●新規商談に向けた資料の作成・準備
●掲載予定の求人広告について企画・設計・立案
●上長との戦略設計の打ち合わせ…他

■午後は「商談・打ち合わせ」がメイン
具体的には…
●お客様と商談(状況に応じてWEB or 訪問)
●商談後、いただいた課題の整理および次回への準備
●チームメンバーとの打ち合わせ
●他部署のメンバーとの打ち合わせ
●外部パートナーとの打ち合わせ…他

――この仕事の楽しさは?

大手のクライアントになると、採用における決裁権を、人事部が100店舗まとめて持っていることもあれば、1店舗ごとに店長が決裁することもあります。どちらかというと、前者の方がハードルは高いですね。

100店舗の決裁を頂戴するには、さらに上のポジションの方からも承認を得る必要があります。「ほんとうの決裁者はだれになのか」を把握し、そのことも考慮した上で資料を準備し、商談に臨まなくてはなりません。

また、大手のクライアントの場合、すでに他の求人広告代理店と契約を結んでいるケースが多く、そこからフロム・エージャパンとお取引していただくのは、なかなか難しいことです。

しかし、そうした状態にあっても、例えば、今の求人マーケットの状況について、定期的な情報共有を地道に継続するなどして、関係性づくりをつみ重ねるのが大事。そして、まずはタウンワーク1本だけでも任せてもらい、そこから少しずつ風穴を開けていきます。そして最終的に「採用まわりは全部任せるよ」と私たちを選んでいただけた瞬間は、他では味わえない達成感でいっぱいになります。

――これから入社する方に伝えたいことは?

今でこそ大手クライアントを担当していますが、入社当初は私も新規テレアポからスタートし、従業員数名の中小企業のお客様を担当していました。

その頃は「自分一人が時間を使って頑張ればいい」と考えていましたが、担当するクライアントの規模が大きくなるにつれ、アシスタントさんなど自分以外のメンバーと協働することが増えていきました。「1店舗で30名を採用したい」といった場合には、求人広告の掲載本数が大量になるため、到底、一人では対応しきれません。協働するとなれば、さまざまな形で情報共有やメンバーのスキルの底上げも必要になります。

私が入社1年・2年目で感じたことや、経験したことを踏まえてメンバーにレクチャーし、「甘利さんのアドバイスのおかげです。大量採用で成功できました!」と成果につながったケースも多々あります。若手時代に地道に努力してきたことが、今につながっていると感じる瞬間です。


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