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私が私であるために。【フロム・エージャパン・社員インタビュー】

従業員の働き方や価値観の多様性に合わせ、フロム・エージャパンでは様々な働き方を取り入れています。
今回はそんな新しい働き方で活躍するあるメンバーにお話を伺いました。

本間ルミ子さん

2018年にアルバイトスタッフとして、枠型原稿チームへ入社。
現在も業務委託に切り替え、枠型商品の導入対応やデータのメンテナンスを担当するなど、同チームで活躍している。

20代から歌手活動を行っており、オリジナル曲を中心にブラジル音楽や民族音楽、洋楽など、ジャンルにとらわれず活動されている。

今の働き方になった理由

私が現在、業務委託・在宅という働き方をしているのには、ある理由があります。

私はフロム・エージャパンに入社する前から、そして入社してからもずっと歌手として音楽活動をしてきました。「うたうこと」は私の重要なパーツ…いや、もはや、自分自身そのものというくらいの存在です。
ですが、2019年に歌唱時発声障害を発症。
うたうことが困難になってしまいました。

私にとって何よりも大切なものを取り戻すため、リハビリを開始。
時間があればリハビリをしたい。寝る間も惜しいくらいでした。
そんな日々を過ごすうちに、片道1時間以上かかる通勤時間も、「この時間もリハビリに当てられたら…」と思うように。
もっと専念したいという気持ちが強くなってきていました。

出勤時間や出勤日を減らすことも考えましたが、中途半端になると迷惑をかけてしまうんじゃないか。でもこのメンバーで、この仕事をするのが好き。
悩んだ結果、フロム・エージャパンをやめることを決断し、その意思をお伝えしました。

すると、
「業務委託で在宅なら一緒に続けられるんじゃないかな?」

とマネジャーから提案いただいたんです。
そこから今の働き方になりました。


「友達には恥ずかしくて言えなかったけれど…」

そもそも私と音楽の歴史はどこから始まったのか、といいますと、物心ついたころにはすでにうたうことが大好きでした。

「歌手」という“うたうことが仕事”の人がいることを知ったときの衝撃は今でも覚えています。そんな楽しい仕事があるのかー!って(笑)
なので子どもの頃は歌手が夢だったわけですが、シャイな性格だったので、友達や家族には言えませんでした。


思い立ったが、吉日

成長しても歌への熱意は変わりませんでしたが、シャイさも変わらず(笑)
夢を心に秘めたまま、高校卒業後は町の工場に就職しました。

社会人になって数年が経った頃。
テレビを見ていたら、モーニング娘。のオーディション番組がやっていたんです。そこには、十代の女の子たちが一生懸命夢に向かって頑張っている姿があって。なんか私も負けてられないなって感化されたんです。

やっぱり音楽を本気でやってみたい。
そうと決まったら、まずは音楽の学校に行こう!と思い切って町工場の仕事もやめました。
当時は25歳くらいで、音楽活動をするには少し遅いスタートでした。それに、学校へ通うためのお金は自分で何とかしていたので、大変なことの方が多かったような気もします。

でも、いつもはシャイで石橋を叩きすぎるようなタイプなんですが、ときどき自分でもびっくりするくらいの行動力を発揮することがあるんです。

どんなに傷ついてもいいから、チャレンジして、
うまくいったときの喜びを手に入れたい。

そんな力が沸いてくるんです。

ライブでの一枚

音楽の学校では、子どもの頃に憧れていた人から学ぶことができて、その方がとても良くしてくださって。(バックコーラスをしたり!)
その後もライブに出たりと、音楽活動を続けていました。


フロム・エージャパンとの出会い

とはいえ、音楽だけでは生活できないので、事務職で働いたりしていました。ある時、何気なく求人を見ていたら、明るい雰囲気で妙に惹かれるなあっていう会社があって…。受かればいいなくらいの気持ちで応募してみたんです。
そしたら採用をいただいて、それがフロム・エージャパンでした。

配属は今と同じ枠型求人のチーム。優しい人が多くって、落ち着くというか、フィーリングがぴたっとはまる感じがしました。
だからなのか、2018年に入社して7年目になりますが、もうそんなに経ったの??という感じです。(笑)


現在の働き方と生活

業務委託・在宅勤務への移行は、思ったよりもスムーズに進める事ができました。
理由は大きく2つあるのですが、一つ目はチームのリーダーが既に業務委託で働いていて、良きお手本となっていただけたこと。
もう一つは、一緒に働いているチームの皆さんが私の働き方ややりたいことを理解してくださったことが大きかったと思います。

もともとチームでのコミュニケーションは活発でしたが、リモートになってからも伝え方やタイミングの工夫を私はもちろん、チームのみなさんもしてくださっていて…以前と変わらず業務を進めることができています。
チームのみなさんには本っ当に感謝してます。

歌のリハビリはというと、在宅になってそこに充てられる時間がぐっと増えましたし、一層モチベーションが上がって、トイレに行くちょっとした時間を活用したり、寝る直前までうたっています。(笑)

リハビリは、できない自分と真正面から向き合わなければならず、もちろんつらい時もあります。
でも、「ピンチが大きければ大きいほどチャンスも倍増」という気持ちで、克服したあとの自分を想像しつつ、ワクワクしながら前向きに取り組んでいます。


“かっこいい人”になりたい

これからも一生、うたっていきたいなと思っています。でも、歌をうたっていても、そうでなくても“かっこいい人”でありたいなと思っています。

強くて、優しくて、ちょっとスキもある。そんな人が私の“かっこいい人像”です。
そのために、難しいですが内面も充実させられるように頑張りたいです。

三軒茶屋で行われた サンバパレードに出た時の写真です。


☆本間さん、素敵なお話をありがとうございました!

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