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求人広告の制作マンが最近気になっている、すてきな広告。【note係のツブヤキ・六言目】

みなさんこんにちは、フロム・エージャパン公式note係のキノシタです。

突然ですが、
「今日、職場(学校)に来るまでに、どんな広告を見た?」
と聞かれたらなんと答えますか?

すぐに思いつく方はなかなかいないんじゃないかなと思います。

私も「求人広告」づくりに携わるようになって、
初めてコピーライティングの世界に足を踏み入れ、
広告というものに注目するようになりました。
(実をいうと、この仕事を始めるまでコピーライターという仕事が
あることも知らず…その時の話もまた今度したいと思います!)

ポスターやCMなどに出てくる、短い言葉、
いわゆるキャッチコピーを作ることをコピーライティングといいますが、
たった一言の中に商品・サービスの魅力、会社のブランドイメージ、
はたまた世の中へのメッセージをこめる…。

そのためにどんな表現をするのか。
どんな目線で語るのか。
とてつもなく奥深くて、おもしろい世界です。

今回はコピーライティング絶賛勉強中のキノシタが、
最近気になった広告(キャッチコピー)を紹介していきたいと思います。

■ハタラクティブ/電車内広告

こちらはフリーターや既卒、社会人デビューの20代のための
就職・転職サービスを展開する企業さんの広告です。
通勤中の電車で見かけました。

もう1つ、『「今日はお休みですか?」が気まずい』といった内容のパターンもあったのですが、写真が見つからず…。

若者の就職活動というと、勢い・希望・新しいスタートみたいなポジティブな見せ方が多いですが、そうじゃない人もいるわけで。(私もどちらかというとそっち派でした)
「ちょっぴり自信がないけど、頑張りたい気持ちはある」
そんなターゲットの切実な心の声をうまくキャチコピーにされています。

あるあるをキャッチコピーにしている広告はたくさんありますが、
この広告では、文章にちゃんと“つぶやいてる感”があって、
人物像が浮かんでくる感じが、好きだなあと感じます。


■桐灰・かかとちゃん/CM

こちらは最近すき、というかずっとこころに引っかかっているCMです。
キャッチコピーは、
「わたしのかかとはこんなもの  かくしてみてもすぐばれる
 かかときれいになりましょう」

これを見ていた当時は、まだ幼かった私ですが、
子どもながらにかかとがガサガサになる何とも言えない悲しさと
それによってストッキングが破れた時の無念さ。
大人の女性になるって大変そうだな…と思ったのを覚えています。

悲しみを表現する言葉を一切使わずにここまで悲壮感を出せるのはすごいですし、女性にとって“かかとがガサガサ”という恥ずかしい悩みを、
サボテンでちょっとキャッチーに表現しているのも秀逸です。

一昔前の広告における、独特のしずる感…といいますか
シュールな表現や映像の質感は、
逆に今新しい表現として使えるかもしれませんね。



これからも時々こうやって、気になる広告をみなさんにご紹介しつつ、
自分のアイデアの引き出しを増やしていきたいと思っています。

またお付き合い、よろしくお願いいたします!


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