Indeed PLUS??最新の転職事情を大解説【2024年3月/ウェビナーレポート】
2024年3月回のウェビナーレポート、お題は
『Indeed PLUS??最新の転職事情を大解説』です。
転職市場が大きく変化する中、
Indeed PLUSによって採用の常識もリニューアル?
社員採用において、いち早く時代の波に乗るため、
絶対に知っておきたい求人広告作成時のポイントを中心に
今回はご紹介したいと思います。
◆昨今の転職マーケット事情
dodaの調査によると、転職市場での有効求人倍率は年々上昇し、
現在は2.8倍にのぼると言われています。
また、上記の世代別年収グラフの赤枠部分に注目すると
22~30歳の若い世代だけでなく、50歳~60歳のベテラン世代でも
年収の上昇が大きいことが分かります。
現在の転職市場では、50歳以降のスキルを持った即戦力人材の需要が高く、定年までの5年・10年の年収が上昇傾向にあります。
この現象は、
「ベテランが引退するため、
跡継ぎの若手を採用したいが、いない…」
という少子高齢化が背景となっており、
他にも採用の様々な場面に影響を与えています。
例えば高卒新卒の採用。
都内のある工業高校では120人の就職希望学生に対し
なんと2800件もの求人が届いたそう…
採用環境が厳しくなる今、お金をかけるか、手間をかけるか、
何かしなければ人が採用できない状況です。
◆Indeed PLUSによって変わる採用環境
そんな厳しい状況を打開するためには、
新しい採用手法を使いこなすことがカギかもしれません。
つい2ヶ月ほど前にリリースされたばかりの『Indeed PLUS』。
その登場によって採用の世界は大きく変化しています。
・Indeed PLUSがもたらす変化①:ATS(採用管理システム)起点の求人活動へ
これまでは、例えば、
中途採用ならリクナビネクスト…
アルバイト採用ならタウンワーク…
というようにまず雇用形態に合う求人媒体を選び、
そこへ直接掲載するというのが当たり前でした。
ですがIndeed PLUSでは、
Indeedの管理画面や連携ATSで求人広告を作成。
するとIndeed PLUSが“発射台”のように、
その求人広告に合ったターゲットが見ている求人媒体に
自動で投稿していきます。
このようにATSを起点に求人活動を行えるようになりました。
・Indeed PLUSがもたらす変化②:求人原稿の一時品質遵守
Indeed PLUSの世界では、様々な求人メディアが
いわば一つに集約されたようなカタチになります。
つまり、これまで媒体ごとに最適にしていた
広告表現も統一されます。
また、ATSは掲載企業側の所有物であるため、
自分たちでコンテンツとして磨いていく必要があります。
そのために重要な広告表現のポイントは以下の2つ!
<1:法令順守>
2022年に改正職安法が施行されたことで、
厳格な対応が求められています。
特に、法定労働時間を正しく守ることができているかという点は
注意が必要です。
<2:的確な表現>
誤解を招くような表現や、差別になってしまう表現は
しないということが大切です。
「差別なんてめっそうもない!」と思うかもしれませんが、
無意識の差別(アンコンシャスバイアス)をしてしまっている
場合があるのです。
例えばこんな表現…
『求める人物像:コミュニケーション能力が高い方』
→個人の能力について直接言及しているため、
差別表現になってしまいます。
「コミュニケーションが得意な方」ならOKです。
このように
あたりまえのことをあたりまえに守る
気づかないうちの差別表現に注意する
という意識が大切です。
・Indeed PLUSがもたらす変化③:求人原稿の二次品質遵守/無駄クリックさせない5原則
Indeed PLUSの大きな特徴と言えば、「クリック課金型」。
「ただの料金システムでしょ…?」と思うかもしれませんが
そうではありません。
掲載企業側はクリックされた分、料金を支払うため、
コストの観点からも必要以上にクリックされるのは
避けたいと考えるのが当然です。
そのためにはより応募してくれそうな人に見てもらう、つまり
自社の求めるターゲットに刺さるような求人広告にすることが
必要になります。
このクリック課金型の性質は、
良い求人広告を増やすという求職者へのプラスだけでなく、
掲載企業側にとってもよりマッチする人材の採用につながるという
好循環を生み出しているのです。
クリック型課金がIndeed PLUSの世界観に大きく寄与している
ことが見えてくるとともに、
求めるターゲットに届いて、応募してもらえる内容にすることが
急務になっていることもわかると思います。
では、そんな求人広告を作るために
具体的にどんなことを注意すればよいのでしょうか。
この5つのポイントはどれも重要なのですが、
特に気を付けたいのが、職種名です。
今までは「高時給○○円!」「内定まで○日!」などの
インパクトのあるメリットを修飾として入れる
手法が多く使われていました。
しかし、安易につり広告のようなキラキラした言葉を並べると
無駄クリックが増え、求める人材とのマッチングを
邪魔してしまう可能性も…。
そこで、
「自分たちがアピールすべき魅力がどこにあるのか」を
今一度考えてみることが必要です。
ターゲットの人物像と自社のユニークな特徴、
この二つが重なる部分をしっかり意識することが重要です。
・Indeed PLUSがもたらす変化④:他社差別化された唯一無二の表現
Indeed PLUSでは文字数が1000文字以上あるので、
より様々な内容や表現を入れることができます。
その時、ただメリットだけを入れるのではなく、
“覚悟しておいてほしいこと”や“仕事の大変な部分”も
入れることで唯一無二の求人になります。
「正直に書きすぎると、応募が集まらないのでは…?」と
思うかもしれませんが、Indeed PLUSでは応募数に対し
採用率を上げることを重視しています。
極端に言えば「1応募、1面接、1採用」を目指しているともいえるのです。
私たちも求人広告内で募集職種について赤裸々に語り、
ミスマッチを防ぐことが大切です。
Indeed PLUSによって大きく変化する採用の世界。
その中で自社の採用活動を有利に進めていくために、
・求人活動がセルフサービス化していること
・AI差配に合わせしっかりと原稿を作りこむこと
この2つのポイントは絶対に意識したい部分です。
『Indeed PLUS??最新の転職事情を大解説【2024年3月/ウェビナーレポート】』
いかがでしたか。
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