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リクルートの戦略発表から今後の採用戦略を考えてみた【2024年4月/ウェビナーレポート】

ウェビナーレポート、2024年4月回のお題はこちら――「リクルートの戦略発表から今後の採用戦略を考えてみた

3月27日~29日で発表されたリクルートの経営戦略から抜粋した情報をお届けしつつ、今後の採用戦略に活かせるポイントも併せてお伝えします。

もちろん、当ウェビナーのスピーカー独自の視点もしっかりと盛り込んでいます。

今回のポイントは4つ

  • Simplify Hiring の概要について

  • 現在の Indeed ができた背景に関して

  • これからの求人活動の方向について

  • フロム・エージャパンとして提供できる価値について

スピーカー:
神宅 謙一郎(かんやけ・けんいちろう)
 WaGaGoToプランニング代表
長屋 悠(ながや・ひさし)
 株式会社フロム・エージャパン エグゼクティブマネジャー


◆Simplify Hiring の概要について

Simplify Hiring(シンプリファイ・ハイヤリング) とは、リクルートが掲げる新しい戦略で、ひと言でいうと仕事探しも採用プロセスもすごくシンプルにしてしまおう、というものです。

ボタンひとつで採用が決まる世界にしたい」というのがそのイメージ。
ボタンを押すぐらい簡単なアクションで仕事探しが終わるなんて、なんだか夢のような話ですが…。

そもそも現状では、一人を採用するために長い時間と労力がかかっています。

Indeed 上では3000万人以上の求職者が30応募し採用企業側では一人の採用に平均50日以上かかると言われています。

求職者にとっての仕事を決める難しさを解消したい、
企業にとっての採用プロセスの非効率な部分を解消したい、変えていきたい。

それが Simplify Hiring です。


◆現在の Indeed ができた背景に関して

この Simplify Hiring の柱になっているのが Indeed です。

Indeedが創業したのは2004年。今から20年前のことです。

「one search, all jobs」というのが、創業時に掲げたキャッチフレーズ。
つまり、検索ひとつですべての仕事が探せる、というもの。

その背景として、当時アメリカでは、求人広告の掲載主寄りにかたよったオンライン・サービスが多数ありました。というのも、掲載主は“広告主”であり、掲載料を支払う“スポンサー”だったからです。


そんな状況の中、
求職者が困っている状況をなんとかしたいという想いで、業界のパラダイムシフトを掲げて創業したのが Indeed です。

Indeed は、当時主流だった広告掲載型ではなく、「Pay for Performance」つまりクリック課金型の求人サービスを投下。その後、世界最大の求人サイトへと成長していきます。
その Indeed を2012年にリクルートが買収。

これが、現在の Indeed ができた背景です。


◆求職者ファーストが、めぐりめぐって企業の幸せに。

求職者を第一に考えることで求職者から信頼され、より多くの求職者が利用するようになります。
さらに、ネットサービスでは、利用者の増大はSEOにおける優位性につながり、好循環が加速します。

Pay for Performance」の良かった点を3つ挙げると――

  • ちゃんとクリックされる求人サービスを作るようになった

  • マッチングが価値提供だと考えられるようになった

  • SEO・SEMに注力できるようになった

つまり、求職者に響く求人商品を作ることが応募効果につながり企業側の利益にもなる、ということです。


◆これからの求人活動の方向について

ここで、日本の人材マーケットについて考えてみます。現在、大きな特徴が3つあります――

  • 少子化による深刻な人手不足

  • 欧米に比べて低い転職経験率(=終身雇用率の高さ)

  • 業職種や地域による市場の細分化(=発見率の低下)

マーケットに合わせて Indeed を日本流に進化させたものが「Indeed PLUS」。これまで細分化していた求人メディアを統一し、日本の求職者にとってより使いやすいメディアとなっています。

この進化はまだ始まったばかり。
テクノロジーやノウハウをもとにさらに進化させていくのが、これからの採用戦略の大きな方向性です。

Indeed PLUSにより最適と判断した求人メディアに求人を配信する、標準化された応募書類により比較がより簡単になる、
さらには「レジュメ」による職務経歴書機能を標準化など、求職者にも採用企業にもより多くの選択肢を提供することで、
日本の求職者の最大70%にリーチ可能になります。

全体を網羅できるその一方で、ターゲットごとにこまかく採用戦略を変えることもできる Indeed PLUS ――これを利用しない手はありません。

もちろん「Pay for Performance」の考えにもしっかりと則っているので、掲載するだけで費用が発生するということがなくなり、採用にかけるコストを採用企業自身がコントロールできるようになります。


◆フロム・エージャパンとして提供できる価値について

求人広告を売るだけではなく、入口から入社後の支援まで、トータルに伴走しているのがフロム・エージャパン。

応募者対応のポイントから面接のノウハウ、内定・入社から新人研修、定着戦力化はもちろん、戦略レベルまで、幅広いサービス提供が強みです。

また、SNS運用代行や利用サービスの選定、コーポレートサイト作成や採用ツールの作成など、採用まわりのことなら、それこそ何でもご相談いただけます。

「人と組織と広告」

私たち株式会社フロム・エージャパンは、“人と組織と広告に関わるビジネス”を事業のドメインとし、人材採用を通して企業の成長・拡大をサポートする「パートナー」でありたいと考え、行動しています。

Indeed PLUSは今後採用活動の中心になります。
効果的なサービスを積極的に活用しながら、
ご支援ができればと思っています。




『リクルートの戦略発表から今後の採用戦略を考えてみた【2024年4月/ウェビナーレポート】』
いかがでしたか。

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